幼少のころ -漢詩-
歳 及 一 盛 雑
月 時 日 年 其 詩
不 当 難 不 陶 一 十
待 勉 再 重 淵 二
人 励 晨 来 明 首
幼稚園の頃、親父に暗唱させられ続けた漢詩。
コレを言えないと寝かせてもらえなかった。
読み)
せいねん かさねてはきたらず
いちじつ ふたたび あしたなりがたし
ときにおよんで まさにべんれいすべし
さいげつ ひとをまたず
拙訳)
若かった頃は二度と訪れることは無い
一日の朝が再び訪れないように
だからこの時に大いに楽しもう(学ぼう)ではないか
歳月は人を待ってはくれないのだから
ここで言う勉励は、学問に励むことではないのか? と、いまでも思う。
拙訳はどこを見ても遊ぼうとか楽しもうと言うことらしい。難しいね。
悩むことは多いだろうが、ひとつの視界にとらわれて悲観的になってはいけない。
世の中は思いのほか喜びに満ち溢れているのだから。楽しむ気持ちでいいと思う。