セブン=フォートレス リプレイ 黒き星の皇子

6月に発売した本なので、ちょっと前の話題になりますが、お勧めなので取り上げてみます。
自分は根っからのTRPGプレイヤー(主にGM)なので、この手のリプレイは自然とチェックしてしまうんですが、実はF.E.A.R.のシステムはどれも触れたことがありません。(ゴメンナサイ…(汗))
なので通常はスルーなのですが…、セッションプレイヤーに知り合いがいた(爆)
これはもう読むしかないでしょうw
しかし見てみると、微妙に続き物の気配がします*1、そこでプレイヤーとして参加していた天さんに電話…
「これ、先の巻から読まないとダメなの?」
「いや、基本的に黒皇子だけで大丈夫ですよ」
と言う事で読み始めたんですが、いきなり前作のキャラが受け継がれる辺りホントに大丈夫なのか?!(笑)
不安な出だしだったんですが、結果的になんか大丈夫でした。むしろそれどころじゃない、怒濤の展開(ネタ)に通勤中の電車内で吹き出す始末…どうしてくれるんだ。
ドタバタを通り越したノリは、それまでのリプレイのイメージを払拭して余りあるパワー、ココまで行くと毛嫌いする人もいそうですが、これはこれでえらく楽しいです。まずお目にかかれない。


リプレイというものは…って説明しだすと長くなるので、興味がある方は読んでみましょう、そこから説明されてますw

「本書は、きくたけリプレイに初めて触れる読者にとって、
 最初の一冊として読むにふさわしい本です」

と冒頭に有るのですが、なるほどなと納得。加えてリプレイ初心者にもお勧めかも。軽く毒されそうな気もしないでもありませんがw
とにかく、セッション中(ゲーム中)のテーブルの雰囲気を体験したい方には特にお勧めです。


つーか天さん、あそこまで普段と変わらないのも問題ありすぎだと思います。

*1:紅き月の巫女と言うのが先に出ていた